ウマバエ幼虫Gastrophilus sp.
歯齦部に1齢幼虫が見える(矢印)。2代目菊池賢次郎教授がこの発育環を解明した。 胃粘膜に寄生したウマバエ幼虫 2齢幼虫、10ヵ月間過ごす。3齢幼虫になると、胃を離れて、直腸に再寄生する。 糞と共に排出され、地中で蛹となり、1ヵ月あまりで成虫として羽化する。産卵は前 脚の被毛になされ、馬に舐められ、口内に侵入する。