ポランの広場

 “ポランの広場”とは、宮澤賢治の幻想豊かな同名の童話から名付けられました。その不思議な「ポランの広場」ではオーケストラが奏でられ、ツメクサの明かりと銀河の微光に洗われ、ゆかいに歌い明かす広場であったといいます。

 まさしくその「広場」こそは学生時代そのものであり、旧本館はその象徴でもありました。

 平成6年の重要文化財指定にあたり、学内よりのアプローチとして旧本館(盛岡高等農林学校当時)と現在の絆を結ぶ“ポランの広場”が設けられました。

ポランの広場には水平型日時計 兼 凹型赤道環日時計(盛岡太陽時基準)があります。

 この日時計とこの説明板は、宮澤賢治の描いた楽器(チェロ)と譜面台の関係を表現したものです。

日時計 

 

ポランの広場